成都

パンダの故郷

パンダ好きの人にとっては四川省は夢のような場所と言えるでしょう。全世界の約74.4%の野生ジャイアントパンダが四川省に生息していますので、ここが「パンダの故郷」と称されています。成都は四川省の省都であり、「旅行者の楽園」と呼ばれています。豊かな自然に囲まれる成都には長い歴史が感じられる観光名所が数多くあります。繁華の大都市のわりにのんびりとしたライフスタイルは成都の独特な魅力であり、多くの観光客を引きつけています。

成都の人気観光スポット

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

パンダの繁殖・保護・研究を行う野生動物保護研究機関です。パンダ、レッサーパンダやタンチョウヅルなど絶滅の恐れのある希少動物全般を対象として研究・繁殖を行います。自然公園の敷地は広大で、およそ100万平方メートルがあり、青々と生い茂る竹と木がいっぱい生えていて、野生のジャイアンドパンダの生活環境を再現しています。パンダの赤ちゃんが生まれた頃は保育器に入っている赤ちゃんまで近く見ることもできます。

三星堆博物館

三星堆は四川省広漢市に位置します。1986年、考古学者は三星堆で大型な祭祀坑が2ヶ所発見し、遺跡から数千点の文物が出土しました。この発見により、5000～3000年前に長江文明が存在したことが明らかになりました。発掘された文物は全て三星堆博物館が所蔵しています。秘宝の中には、不思議な造形を呈している青銅製品が多くあります。目が飛び出たような宇宙人のように見える独特な造形の仮面「青銅縦目面具」、3.95メートルにも達した「青銅神樹」、世界最大の青銅製人物立像の「青铜立人像」などの絶妙な作品が謎の古蜀国の物語を描いています。

武侯祠

武侯祠は諸葛亮の諡号である「忠武侯」から名付けられました。6世紀ごろから蜀漢昭烈帝劉備の祠の近くに建て始められましたが、明の時代に漢昭烈廟に併合されました。それは中国唯一の君臣を共同で祭る祠になります。中国最大の三国志関連史跡で、「三国聖地」と讃えられています。蜀漢時代の各英雄の塑像及び三国に関する石碑、扁額などの文物が集められています。

錦里古街

錦里古街は2000年以上の歴史を持ち、蜀国の有名な商店街の一つとして中国全国で高い評価を得た古い街並みです。街並みは清代の様式に復旧され、伝統的な四川民居と民俗文化の魅力を示しています。三国文化をモデルに建設した錦里は、美味しいストリートフードや手作りのお土産や、大道芸など、誰もが楽しめるものばかりです。

都江堰水利施設

都江堰は現存する世界最古の水利・灌漑施設です。秦の時代（紀元前２７２年）、岷江の氾濫による水害を治めるため、蜀の郡守李冰は王命を受け都江堰の創建を始めました。李冰は工事の完成を見ることなく没し、息子の李二郎が工事を引き継ぎ完成させました。都江堰は岷江に中洲を造り、川を水魚嘴、飛沙堰、宝瓶口の3つに分け、治水や灌漑としての役割を果たしました。今までも成都平原に豊かな恵みをもたらしています。

青城山

2000年、青城山は古代の水利施設都江堰とともに世界遺産に登録されました。風光明媚な都江堰のすぐ近くに位置する青城山は、中国の道教を見学する最適な場所の一つです。青城山の道教は2000年以上の歴史があり、ここで数多くの道教の神々や歴史人物が祀られている伝統寺院が見られます。青々とした林道を歩き、青城山のユニークな文化を体験しましょう。

YpandaTourが用意した成都での最高の楽しみ方